Cwith Leather(シーウィズレザー)

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2021/08/13 21:55

こんにちは。カメと申します。

最初の投稿は、使用している革の素材についてご紹介します。

 

当店で用いている革は、

特に経年変化が大きくなるようオイルアップされた、

100%植物タンニン鞣しの牛革です。

 

経年変化=渋いカッコよさと捉え、

使用を始めてから変化が出始めるのが早いうえ、

さらに長い時間をかけて変化し続ける革を選びました。

 

それは、植物タンニン鞣しの生誕地と言われる

イタリア・トスカーナ地方にある老舗タンナーで製造された、

上質なイタリアンレザー。

 

植物タンニン鞣しの革の中でも、じっくりと時間をかけ、

通常の1.52倍量のオイルを加える製法によって生まれた革です。

 

着色には染料を用いているため自然なムラがあり、

経年変化によって、さらに深みのある色へと変化します。

 

さらに、繊維の奥深くまで浸透したオイルは、使う度に表面に浮かび上がり、

天然のコーティング剤となる効果を併せ持ちます。

 

 

使い込んだ渋さが男性の魅力を引き出します。

できる男は、こだわって選んだものを使い込むというイメージがないでしょうか。

 

まずは、オイルを多く含んだ、吸い付くような感触をお楽しみください。

また、使い続けることで、自分だけのレザーアイテムに育てていただければ幸いです。

 

 

100%植物タンニン鞣しとは?

太古の昔から行われていた伝統的な方法で、植物の樹皮から抽出したタンニン(渋)を含む溶液に、

濃度の薄い槽から高い槽へと約2ヶ月かけてじっくりと漬け込みます。

手間も時間もかかる上に広大な敷地を要するため、国内では数少ない製法となってしまいましたが、

革に負担をかけず肌目も細かく芯までタンニンの成分が浸透するため、

出来上がった革は収縮が少なく堅牢で、使うほどに馴染んで深い色合いに変化していくのが特徴です。